光と言うのは

残酷だ。
目と言うものが有るからか。
目は何のために有るのだろう?
危険を察知し、生きるため?
食べ物を探し、生きるため?
いずれにしても、残酷だ。
世界の本質が闇なら、世界は暗く優しいはず。
光有る所の生き物は、残酷な世を見ながら、
だんだん麻痺して行き、優しい闇に戻るのだろう。それだけが、生き物の救い。
光を浴びると暖かい、この、暑さの手前までが、優しさか?
いずれにしても、目は暖かさを感知しない。
希望は、光に例えられる。だとしたら、希望も残酷なものなのだろう。